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Flatware Collection 2023Carlo Clopath

木製スプーン・小(拭き漆)
L187 x W44 mm
木製スプーン・大(拭き漆)
L246 x W58 mm
木製スプーン・小(拭き漆)
L187 x W44 mm
木製スプーン・大(拭き漆)
L246 x W58 mm
杓文字(無塗装)
水目桜
L255 x W60 mm
木ベラ(無塗装)
L300 x W58 mm
箸・四角(漆塗り)
マラス
本朱
L240 mm
箸・四角(漆塗り)
マラス
溜塗
L240 mm
箸・四角(漆塗り)
マラス
蒔地朱
L240 mm
箸・四角(漆塗り)
マラス
蒔地黒
L240 mm
レンゲ・小
SUS430 ステンレス
L128 x W39 mm
レンゲ・大
SUS430 ステンレス
L141 x W43 mm
琺瑯レンゲ・小
SUS430 ステンレス
L128 x W39 mm
琺瑯レンゲ・大
SUS430 ステンレス
L141 x W43 mm
琺瑯レンゲ・小
SUS430 ステンレス
L128 x W39 mm
琺瑯レンゲ・大
SUS430 ステンレス
L141 x W43 mm
ペティーナイフ
VG10 ステンレス、紫檀
L210 x W25 mm
テーブルナイフ
SUS420 J1、18-8 ステンレス
L206 x W23 mm
テーブルフォーク
18-8 ステンレス
L200 x W23 mm
ケーキフォーク
18-8 ステンレス
L175 x W19 mm
ティースプーン
18-8 ステンレス
L157 x W30 mm
テーブルスプーン
18-8 ステンレス
L198 x W38 mm
スープスプーン
18-8 ステンレス
L213 x W46 mm

SAROの最初のコレクションは、スイス人工業デザイナー、カルロ・クロパスによってデザインされました。コレクションは家での食事に欠かせないアイテムの数々からなり、それらは厳選された日本の専門メーカーによって生産されています。日々の生活の中心に存在する食事や食習慣に注目したクロパスは、フラットウェアの本質を追求するために、食べることの基本的な側面に焦点を当てました。

「西洋のカトラリーはある機能を持った道具に見えるのに対し、箸は人間の身体、とくに指の延長として普遍的な役割を果たしているように思えます」とクロパスは言います。国内外のさまざまな影響を受けて日本の食文化が進化していることを受け、クロパスは特定の機能を持ちつつ、一定の汎用性のある製品をつくろうとしました。シンプルで明快な形、そして、人間工学に基づきバランスのとれた輪郭を制作しながら、彼はさまざまな要素間の相乗効果を生み出す共通言語をつくることを追求しました。

その結果、テーブルナイフやフォークをはじめ、箸、レンゲ、しゃもじを含む、23のコレクションアイテムが誕生しました。その素材も多岐にわたり、ステンレススチール、琺瑯、漆、水目桜など、用途に応じて最適な素材が選ばれました。それぞれの目的や個性を活かしたアイテムの多様さが、このコレクションに真の豊かさをもたらしています。

カルロ・クロパス(1986生まれ)は、主にヨーロッパと日本の職人、メーカー、研究機関と仕事を行うスイス人工業デザイナー。クロパスは、クラフトマンシップの伝統、つまり本質を追求することや、今日までに積み重ねられてきたものを磨き続けることにつながりを感じます。クロパスの素材に対する感性と、その可能性に対するオープンな姿勢は、彼の作品にも表れています。彼は、素材とプロセスから導き出されるシンプルで機能的な答え、すなわち本質的で明白な形を求めているのです。

写真:ゴッティンガム
プロダクトデザイン:カルロ・クロパス

製造:
光琳堂(福井)
倉本杓子工場(広島)
大岸正商店(福井)
大泉物産(新潟)
高桑金属(新潟)
山田英夫商店(福井)
山上木工(北海道)

四角い布 / 企画:
真喜志奈美(Luft)
桶田千夏子(Luft)

作り手:
上間ゆかり
金良勝代
新垣斉子

協力:
山田 遊(method)